毎日の食事作りって本当に大変・・・
〇料理の負担を減らしたい
〇いつも味付けが決まらない
〇料理本を見ずに料理を作れるようになりたい
〇家で美味しくて健康的な食事をしたい
こんな人にオススメの本を紹介します。
「勝間式 食事ハック」勝間 和代 著
■この記事を書いた人
平日フルタイムで働きながら4歳の息子を育てるワーママ
日々いかに家事の負担を減らし、自分時間を作るかを模索しています
【本書の要約】
「食事を整えるということは、食事の生産性を上げるだけではなく、人生の生産性を上げることにつながる」
食事ハックとは、食事にちょっとしたアイディアやテクニックを導入し、生産性を上げるテクニックのことです。
本書では、勝間さんが実生活で試行錯誤をしながら見つけた、忙しい現代人の生活に合った、わずか10分で毎日続けられ、且つ外で食べるより美味しい料理の作り方を理論編・実践編に分けて解説してくれています。
本書を読めば、短時間で毎日美味しく健康的な食事を作るための理論が理解できますよ。
それでは詳しく解説していきます。
食事ハックとは
そもそも食事ハックの前に「ライフハック」ってご存じですか?恥ずかしながら今回この書籍を読んで初めて知りました・・・
ライフハックの意味
「ライフハック」とは、日常生活や仕事における作業効率を上げるための、アイディアやテクノロジーをさす言葉だそうです。本来プログラマーなどの仕事術を指し、生産性向上の為の工夫という言葉で使われていたそう。
現在では、「仕事や生活に役立つ工夫やアイデア」という意味合いのほうが強いようです。
「食事ハック」とはこの「ライフハック」のひとつであり、勝間さんはその中でも最も重要なことだと本書の中で述べています。
また食事ハックの基本は「簡単で美味しいこと」
「簡単で美味しいものが作れる」ことが一番の理想ですよね。
でも中々普段の生活では理想通りに行かず、出来合いのお惣菜や冷凍惣菜に頼りがちなのではないでしょうか。
勝間さんも、現代人が加工食品漬けになってしまっている理由として
しっかりと料理をする時間がとれないこと
調理技術がなくなってしまったこと
を挙げています。
でも、本書には「簡単で美味しいものを作る」を実現するためのアイデアがいくつも紹介されていますよ。
料理の負担を減らすための3つのポイント
本書の中では食事ハック為の沢山のアイディアを理論編と実践編で紹介していますが、その中でも、料理の負担を減らすために、わたしが実践してみたいと思ったポイントはこの3つです。
1,最新テクノロジーで自炊する
2,料理の決め手は「加熱」基本の加熱方法は「蒸し」
3,味付けの基本はとにかく塩分0.6%の法則
1,最新テクノロジーで自炊する
最新テクノロジーで自炊する
勝間さんが実践しているのは、鍋やフライパンを手放し、シャープの「ヘルシオ ホットクック」「ウォーターオーブンヘルシオ」という最新調理家電の導入。
勝間さんはホットクックを3台も持っているそう!
材料を入れて「蒸す・焼く・煮込む」の行程をすべて家電に任せてしまう方法。
調理器具を購入するのに数万円という費用がかかったとしても、お惣菜の購入や、外食を続けていたらあっという間に元が取れます。
(我が家は外食するとお酒代が半分を締めるため、一度の外食でかなりの出費です・・・)
料理の決め手は「加熱」基本の加熱方法は「蒸し」
いつも料理の味が決まらなかったり、火によって濃かったり薄かったり・・・
この原因は「目分量と勘」が料理を難しくし、またまずくしているからとのこと。
確かに耳が痛い・・・
炒め物、煮物、全ての料理で火加減って日々の勘でやってしまってます。そして煮くずれしたり、焦げたり・・・
「勘で作れる=料理上手」という変な固定概念もあったかもしれません
でもこの書籍では加熱の基本は「マニュアル管理」と述べています。
「入力するエネルギー量を管理するのを辞めて、出力する温度を管理できる器具」を使う!
これが1、でおすすめしていた「ヘルシオ ホットクック」「ウォーターオーブンヘルシオ」です。
温度管理を自動でしてくれるので料理の決め手の「加熱」で失敗することがありません。
更にセットしたら、その場にいる必要がないので、他の作業をしたり家族との時間を過ごすこともできます。
そして、基本の加熱方法は「蒸し」
加熱方法(熱の伝え方)にはまず3つの方法があります。
①伝導熱②輻射熱③対流熱
①伝導熱:フライパンなどで直接食材に火を入れる加熱方法→時間がかかる上にムラがある
②輻射熱:オーブンやグリルなどがの加熱方法。空気を温めて、その温かい空気で加熱する→食材が酸化しやすくなる
酸化する=錆びる
③対流熱:水又は水蒸気を対流させる煮る、蒸すなどの加熱方法→食材が酸化しづらく加熱が均一になり時間も早い
美味しく作るためにはいかに食材を「酸化させないか」が重要。
そのため③対流熱を利用した加熱方法→「蒸す」が最もおすすめとのこと。
良く食材にこだわる人がいますが、私の目からするとどんなに良い食材を買ったとしても伝導熱や輻射熱で調理をしてたとしたら、それでは素材を台無しにしてしまっています。一流のレストランが一度蒸したものを再調理するのは、全く同じ理由です。
「蒸す」という調理方法は食材を切って、一定時間上記で加熱するだけなので、一番失敗しにくい調理方法ですよね。
そして、本書のようにホットクックやヘルシオを活用すれば、食材を切ったら後はスイッチを押すだけ。究極の時短料理ではないでしょうか。
実際私も、ホットクックは普段の生活でも利用しており、
自動調理の中でも「蒸し野菜」はトップ3に入る、リピートレシピです。
でも、蒸し皿にのせられる量が限られてしまうのが、若干のストレスでした。
でも本書の中で紹介されている、「金伊工業 シェイプライン 茹であげザル 19cm」なら24Lのホットクックにジャストサイズで収まり、一度に沢山の野菜を蒸せるとのこと。これは購入検討です。
味付けの基本はとにかく塩分0.6%の法則
勝間式食事ハックでは、「素材の旨みを引き出すには、味つけの塩分比率が重要」と説いています。
その分量とは、食材全体の「塩分0.6%」
塩分の摂りすぎが健康に悪いのは皆さんもご存じの通りで、高血圧や肥満の原因になります。
加工食品の食塩量は一般的に0.8~1%に設定されているので、0.6%では薄いと感じるのではと、疑問に感じるかもしれませんが、
ホットクック、ヘルシオなどで素材の引き出す調理法を習得すれば、0.6%でも十分においしく感じられるようになるそう。
ではどうやって塩分を測ればよいのでしょうか。
「食材の総重量をいつも測る習慣をつけて、その総量に0.6%をかけた塩を加える。」これだけ。
例えばこんな感じです。
(例)
食材300g+水100g=400g
400g×0.6%=2.4g →2.4gの塩を加えればOK
塩味をつけるときは、他に醤油・味噌等を使うと思いますが、それぞれの塩分量を考慮し、使用するときの目安はこちら↓
塩の場合 → 総重量に対して0.6%
醤油の場合 → 総重量に対して3,75%
味噌の場合 → 総重量に対して5%
(ちなみに勝間さんは塩・醤油・味噌・酢、4つの調味料しか使わないそうです。素材の美味しさを引き出せば調味料はあまり必要ないということですね)
最初は重量を計測するのはめんどくさいと感じるかもしれませんが、レシピを覚える必要がないので、この3パターンだけ覚えておけば失敗なく美味しくできるなら、嬉しいですよね。
ちなみに、勝間さんがおすすめしている塩は「能登 わじまの海塩 」
海塩から作った塩と食卓塩では成分が全く異なるため、純粋に塩のみで味付けする調理法では、塩にこだわることが大切とのこと。
まとめ
今回は「勝間式 食事ハック」をご紹介させていただきました。
わたしが感じたポイントはこの3つ
1,最新テクノロジーで自炊する
2,料理の決め手は「加熱」基本の加熱方法は「蒸し」
3,味付けの基本はとにかく塩分0.6%の法則
本書では他にも日々の料理を楽にし、「短時間で毎日美味しく健康的な食事を作るための理論と実践法」が沢山学べます。
〇料理の負担を減らしたい
〇いつも味付けが決まらない
〇料理本を見ずに料理を作れるようになりたい
〇家で美味しくて健康的な食事をしたい
そんな方には是非おすすめです
「勝間式 食事ハック」はこちらから↓
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